TEKKEN TAG TOURNAMENT · タッグトーナメント
鉄拳タッグトーナメント
- アーケード
- 1999-07
- 家庭用
- 2000-03-30
- 機種
- アーケード(Namco System 12基板) / PlayStation 2
概要
鉄拳タッグトーナメントは1999年7月にアーケード(Namco System 12基板)で稼働し、2000年3月にPlayStation 2版が発売された、ストーリー本編から外れた「ドリームマッチ」的なタッグ対戦作である。鉄拳3までに登場した歴代キャラ30人超が一堂に会するオールスター的構成が魅力で、2対2でいつでも控えキャラと交代できるタッグルールを軸に据えた。北米・欧州ではPS2のローンチタイトルの一つとして投入され、発売直後の数日で40万本超を販売するなど、新ハードの立ち上げを彩る存在となった。家庭用版ではグラフィックが強化され、Tekken Bowl等のミニゲームも追加されている。
ゲーム性・システム
本作の核は2on2のタッグバトルである。チームから1人ずつ出して戦い、タッグボタンでいつでも控えキャラと交代できる。引っ込めたキャラは体力を一部回復するため、不利な状況では交代でしのいで立て直す戦術が成立する。一方で、一般的なタッグ作と異なり、2人とも倒す必要はなく片方の体力が尽きた時点でチーム敗北となるため、誰をどこまで前に出すかというリスク管理が常に問われた。タッグスローやタッグコンボといった2キャラ連携のアクションも用意され、PS2版ではボウリングを模したTekken Bowlやチームバトル、1対1モードなどの遊びも追加された。
対戦環境
歴代キャラが総出演するオールスター作だけにロスターは豪華で、なかでも三島系(ジン・一八・デビル・平八)を軸とするチーム構成が大会上位を席巻した。EVO 2003〜2005のTTT上位入賞者の使用キャラもジン/カズヤ/デビル/平八が中心である。タッグ特有の体力回復・交代を絡めた立て直しと、ダウン展開を継続する崩しの両立が高位の戦術となり、投げ抜けや受け身、コンボ運びの精度に加えて、いつ・どのキャラへ交代して有利を作るかというタッグ管理の読み合いが勝敗を分けた。具体的なティア評価は当時の信頼資料が限られるため、特定の組み合わせを断定的に扱うことは避ける。
当時のシーン
鉄拳タッグの時代には、韓国の競技シーンが急速に台頭し始めた。本作はEVO(Evolution Championship Series)の主要種目として2003〜2005年に採用され、世界規模の競技タイトルとして定着した。英国のRyan HartがEVO 2004を制する一方、韓国のKim Bong Min(2003)やQudans(2005)が頂点に立つなど、欧州・韓国・北米・日本が入り混じる国際的な舞台となった。日本ではゲームセンターを核とした対戦文化が最盛期で、新宿プレイマックスのような有力店が聖地として機能し、戦績優秀者を顕彰する文化も根づいていた。配信文化はまだ黎明期で、対戦の主な共有手段は攻略誌やVHS/DVDの対戦動画、そしてオフライン観戦であった。
主なシステム
- ・2on2タッグバトル:チームから1人ずつ出して戦い、タッグボタンでいつでも控えキャラと交代できる
- ・控えキャラの体力一部回復:交代して引っ込めたキャラは体力を少しずつ回復し、立て直しの起点になる
- ・片方の体力が尽きるとチーム敗北:一般的なタッグ作と異なり、2人とも倒さなくても片方のKOで決着する
- ・タッグスロー/タッグコンボ/タッグアサルトなど、2キャラを絡めた連携アクション
- ・PS2版追加モード:Tekken Bowl(ボウリング)、チームバトル、1対1モード等のミニゲーム/モード
- ・Namco System 12基板採用。鉄拳3と同系のグラフィック処理を用い、PS2版ではビジュアルが強化された
この時代に活躍したプレイヤー
この時代の主要大会
- Evolution Championship Series 2004 TTT 2004-07-29〜08-01
優勝: Ryan Hart(Mishima系)
- Evolution Championship Series 2003 TTT 2003-08-08〜10
優勝: Kim Bong Min(Jin・Devil・Kazuya)
- 鉄拳TT 第3回トーナメント 2001-04-07
- プレイマックス新宿店『鉄拳タッグトーナメント 大晦日スペシャル』第5回JURIO杯個人戦 2000-12-31
優勝: ジングー(仁・平八)
- 鉄拳TAG TOURNAMENT 世界大会 1999-11-07
優勝: ソク・ドンミン(レイ・平八)
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優勝: 堂園剛史
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優勝: 判藤俊介
- ベルト争奪プレイマックス杯 鉄拳タッグトーナメント大会 1999-08-01
優勝: 林田将軍吉光(吉光・巌竜)
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優勝: 堂園剛史
- GCN杯 鉄拳TT大会 日付未特定
優勝: 君の鉄拳・僕の鉄拳(ハメコ・ガンパン・雷神青木)
この時代に登場した用語
出典
編集メモ(確度・要確認): アーケード稼働は『1999年7月』とする資料が多いが、稼働月レベルでは資料により幅がある可能性があるため月単位(1999-07)を採用した。PS2版日本発売日は複数資料で2000年3月30日が正で、一部要約が誤って『1999年7月』とアーケード稼働年を混同していた点に注意。『PS2ローンチタイトル』表現は北米・欧州では妥当だが、日本では本体発売(2000年3月4日)からやや遅れての投入のため厳密にはローンチ同日ではない。ロスター人数は数え方により『30人超』『34人』等の表記揺れがある。闘劇での初代タッグの採用有無は本調査では確認できず、確認された範囲では2003/2004は鉄拳4が採用されていた。
