TEKKEN 5 · ナンバリング本編
鉄拳5
- アーケード
- 2004-11-16
- 家庭用
- 2005-03-31
- 機種
- アーケード(Namco System 256) / PlayStation 2
- Ver.5.1 · 2005アーケードのバランス調整版(2005年7月14日稼働)。Steveの無限コンボ削除など(2005年7月〜11月)。
- DARK RESURRECTION · 2005アーケード更新版(2005年12月稼働、通称5DR)。後にPSP・PS3へ移植。
概要
鉄拳5は2004年にアーケード(Namco System 256基板)で稼働し、2005年にPlayStation 2へ移植された、シリーズの「原点回帰」と「復権」を象徴する作品である。床に高低差のあるステージや位置入れ替え技を導入してファンの賛否が割れた鉄拳4を受け、開発陣はシリーズ10周年記念作として鉄拳3に近い対称ステージと爽快な空中コンボを復活させ、評価・商業の両面で立て直しに成功した。Metacritic 88点を獲得し、累計900万本超を売り上げた人気作となった。
ゲーム性・システム
新システム「クラッシュ(Crush)」を導入し、技ごとに上段/下段に対する無敵・耐性属性を設定した。たとえばジャンプ系の動作中は相手の下段を空かして潰せるなど、技の発生・属性を絡めた立ち回りの読み合いが深化した。同時に壁コンボは無限に繰り返せないよう調整され、鉄拳4の位置入れ替え技は撤廃された。さらにシリーズで初めてキャラクターカスタマイズ(衣装・色・装備をゲーム内通貨で購入・装着)が実装された。PS2版にはアーケード版『鉄拳1・2・3』を収録した「アーケードヒストリー」や、ジンを主人公にしたアクションモード「Devil Within」など豪華なオフライン要素も盛り込まれた。
対戦環境
鉄拳5 DARK RESURRECTIONはシリーズでも屈指の「バランスの良い作品」と評価されることが多く、高レベル帯では多くのキャラが戦える環境だった。強キャラ傾向としては平八やデビル仁が最上位、一八やフェンが上位、JACK-5も強力という評価が一般的である。スティーブは強力な起き攻めを武器とする一方、コンボ始動の発生が遅くダメージ面に課題があるとされた。バックダッシュ・サイドステップともに機動力が高く、強い軸移動を軸にした立ち回りと、その読み合いの速さ・激しさが本作の持ち味だった。無印(特に5.0)では一部キャラの無限コンボが問題となり、5.1で削除されるなど大会環境の健全化が図られた。
当時のシーン
海外(北米・欧州)ではEVOが鉄拳5(2005・2006)と鉄拳5 DARK RESURRECTION(2007・2008)を正式種目に据え、本作時代の国際的な頂点として機能した。Crowが2005・2006を連覇、2007はArario、2008はイギリスのRyan Hartが優勝するなど、国・キャラともに多彩な顔ぶれが頂点を争った。日本では大規模アーケード大会・闘劇(Tougeki)が中核で、テレビ放送も伴って盛り上がった。韓国ではソウルの「Green Arcade」が一大拠点となり、Knee・Ninら後の世界的トップ層がここで腕を磨き、3on3形式の『Tekken Crash』に代表されるチーム戦文化が根付いた。配信文化は黎明期で、対戦の共有はアーケード現地・大会会場・DVD・ファンサイトが中心だった。本作PS3版でシリーズ初の公式オンライン対戦が実装され、後年のオンライン対戦時代への入口となった。
主なシステム
- ・クラッシュ(Crush)システム:技ごとに上段/下段への無敵・耐性属性を設定。技の発生・属性を絡めた読み合いを深化させた
- ・空中コンボ(ジャグル)の復活:鉄拳3に近い爽快な空中コンボへ回帰
- ・壁コンボの再調整:壁コンボは残しつつ無限に繰り返せないよう抑制
- ・鉄拳4の位置入れ替え技を撤廃し、高低差のない対称ステージへ回帰
- ・キャラクターカスタマイズの初導入:ゲーム内通貨で衣装・カラー・装備を購入し見た目を改造可能
- ・PS2版限定:アーケード版『鉄拳1/2/3』を遊べる「アーケードヒストリー」、ジン主役の「Devil Within」
- ・DARK RESURRECTION:新キャラ・新技・ステージ追加と再調整、PS3版で公式初のオンライン対戦
この時代に活躍したプレイヤー
この時代の主要大会
- 新潟POPY 鉄拳5DR大会 2007-09-04
- 闘劇'07 鉄拳5 ダークリザレクション 2007-08-11
優勝: チャンジャ2人前(マタドール/二代目メンストリュウ/たいぞー)
- MASTERCUP.1(第1回マスター富山杯)鉄拳5DR 5on5 BATTLE 2007-07-15
優勝: ノンストップ大学
- 闘劇'07 『鉄拳5 DARK RESURRECTION』E-1エリア代表戦 2007-07-01
- 闘劇'07 鉄拳5DR 店舗予選 G-2 2007-05-20
優勝: スネ夫のラジコン(タイカレー/スマイル/チクリン)
- 闘劇'07 鉄拳5DR 新潟エリア決勝 2007-04-30
- 闘劇'07 鉄拳5DR 店舗予選 倉吉スーパーヒーロー開催分 2007-04
- 闘劇'07 鉄拳5DR 店舗予選 鳥取プラボ開催分 2007-04
- 闘劇'07 『鉄拳5DR』香川開催代表決定戦 2007-04
優勝: チャレンジャ二人前(マタドール/二代目メンストリュウ/たいぞー)
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優勝: B-2代表チーム
- 鉄拳5DR 九州最強決定戦 2006-12-16
この時代に登場した用語
出典
編集メモ(確度・要確認): アーケード無印は2004年11月15日(GameFAQs系)と11月16日(英語版Wikipedia)で1日のずれ、PS2北米は2月24日/25日表記が混在。frontmatterは英語版Wikipediaの11月16日・日本PS2版3月31日を採用。Ver.5.1の稼働日は2005年7月14日(英語版Wikipedia)だが日本国内の正確な日は要再確認。DARK RESURRECTIONのアーケード稼働は2005年12月(日本)/2006年2月(世界)。EVO 2007優勝はArario(JACK-5)が正で、Ryan HartはEVO 2008優勝。ティア評価はコミュニティ・地域で差があり断定を避けた。
